おひとりさまひとりごと日記

40代独身女性のおひとりさま独白

このブログはアフィリエイト広告を利用しています。

マクラ持ってなかったとかドヤりたい

齋藤孝「頭のよさは国語力で決まる」読みました。ざっくり言うと、国語力が高い人は自分の気持ちと向き合うのも上手だし、周りの人とコミュニケーションを取るのも上手、困難なことにじっくり取り組むことも上手っていう内容です。たぶん。私は内容を解説する能力が異常に低いので、ちゃんとした内容を知りたい方はぜひ読んでみてください。いつも思うのですが、こういう本を最後まで読む人ってどのくらいいるんでしょうね。私は途中で挫折しそうになりました。

この本に影響を受けて、本日、我らが夏目漱石先生の「自転車日記」を拝読。

「然るにすべてこれらの準備すべてこれらの労力が突き出される瞬間において砂地に横面を抛りつけるための準備にしてかつ労力ならんとは実に神ならぬ身の誰か知るべき底の驚愕である」

→現代風に言うと「こんなに準備したり労力かけてるけど、結局自転車から落ちちゃうんだよねw」ということか。夏目漱石先生と私の現代語のどちらが頭が良い人なのか明らかですね!自転車に乗る練習するくらいで、凡人にはこの文章書けないですよ!ちょっとしたことでも脳が存分に使われるんでしょうねー。

「自転車日記」は無料で読めるので気になった方はkindleで読んでみてください。文豪の本は版権切れてるので、ほとんど無料で読めると思います。以前は著作権は死後50年だったのにいつの間にか70年に延長されていまして、三島由紀夫の無料化を楽しみにしていた私は没後50年フェアのときに著作権延長の事実を知ってガッカリしたものです。

ちなみにタイトルは、福沢諭吉があるとき枕を探していたんだけどそういえば昼夜の区別なくずっと勉強しているから布団を敷いて枕使う生活してなかったわwと気付いたっていうエピソードから。当然ワタクシは毎日枕を使っております!