おひとりさまひとりごと日記

40代独身女性のおひとりさま独白

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月をみて坂を登る

坂道があるところに住みたいんです。中学生の頃の国語の教科書に「あの山を登れば海が見える」というフレーズがあったんですね。これがずっと心の中にいるんですよ。内容はちゃんと覚えてないのですが、山を越えてもまたいくつも山があるという繰り返しでなかなか海が見えないんですけどそれでも海を目指して山を越えていく話だったと記憶しています。物語っておもしろいなと感じた最初の作品だったような気がします。数年前まで山を登ったりしていたんですけど、山頂を目指しているときにいつもこのフレーズを思い出していました。

山の中に住みたいという話ではなく、全くの平坦なところではなく、少し坂があるようなところ、坂を登って振り返ったらいつもの街を少し高い目線から見渡せるようなところに住みたいんです。関東だとよく「富士見坂」ってあると思うんですけど、そういう坂があるところですね。私の地元にもありました。振り返ればいつもの街のむこうに富士山。最高です。

 

※今回のタイトルは尾形亀之助さんの詩の一部です