疲れていると本を読んでも頭に入ってこないのですが、田辺聖子さんの本はいつでも、私の心に沁み込んできて田辺さんの世界に連れていってくれます。私は埼玉生まれ埼玉育ちで関東の言葉しか話せないのですが、田辺さんの本を読んでいると関西の言葉って素敵だな〜と感じます。私もいつか話せるようになりたい。「あきまへんなあ」とか言いたいです。
「人間には相性いうもんがあって、これが大切。なんぼ、あたまではエエ人やと判っていても、相性の良うない人は所詮ダメです」
うーん、ほんとうにそう思います。「いい人なんだけどね〜」ってやつですね。←こう言っちゃうと軽すぎますね。どんなにいい人でも、自分と合わない人だとずっと一緒にいると疲れちゃう。そこが人間関係の難しいところでもあり、おもしろいところでもあり。ぱっと見、全然共通点がなさそうな人でも意外と相性よくて仲良くなれたりしますよね。そういう、思ってもなかった出会いがあると、世界が広がるかんじがします。
タイトルは本屋で立ち読みした田辺聖子さんの本の中の小見出し。男性への皮肉なんですけどそこはかとなく愛情を感じる内容でした。
どこかの山で食べたラーメン。背景にこだわらないワイルドさ。